2021年12月16日 東京出入国在留管理局を視察しました
難民問題に関する議員懇談会の会員として、東京出入国在留管理局を訪問しました。
懇談会は収容施設内の視察を要望しましたが、管理局からは断られました。「コロナ対策で全国一律お断りしている」とのことでしたが、その根拠はお示しいただけず、職員を介したzoom等での遠隔視察も拒否されてしまいました。
この点について、舩後から
「人工呼吸器を付け、医療的ケアが必要な私もきちんと対策したうえで、このように外出できています。皆さん、対策をしてこの視察にきています。収容者と接触をしない視察で、なぜだめなのでしょうか。理由をお答えください」
と尋ねましたが、明確な回答は得られませんでした。
このほか、スライドを通じて施設内の説明を受けた際、トイレを自分で流すことができない収容環境、医療体制が不十分なのではないかなどについても指摘しました。
収容されている方が人権を当たり前に守られる環境になるよう、引き続き注視してまいります。