2022年7月24日 2022年度東京都原爆犠牲者追悼のつどいに参列

広島、長崎に原爆が投下されてから、まもなく77年を迎えるのを前に、東京都主催の「東京都原爆犠牲者追悼のつどい」に参加しました。

当時、広島や長崎にいて被ばくし、その後東京に移り住むなどした方々を悼むものです。

参列に当たり、舩後としての声明を発表いたします。

本日、2022年度東京都原爆犠牲者追悼のつどいに参列し、れいわ新選組を代表して献花してまいりました。

原子爆弾の犠牲となられた多くの方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。

そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞いを申し上げます。

ロシアによるウクライナ侵略の中で、ロシアのプーチン大統領が核使用を前提とするかのような発言をしたことは、唯一の戦争被爆国として許しがたい暴言と言わざるを得ません。

その一方で、ウクライナ危機を背景に、日本の安全保障に関する議論が活発化し、「核抑止力」の強化、「核シェアリング」つまり米国の核兵器を日本に持ち込んで配備することを正当化する政党があることに対しても強く非難します。

これは明らかに日本の非核三原則に反するものであり、6月21日からウィーンで行われた「核兵器禁止条約」第一回締約国会議における、「核兵器禁止条約推進国会議員会議(Parliamentarians for the TPNW)」の声明文の中でも、

「我々は核抑止と核シェアリングを安全保障策として正当化することを求める動きが活発化していることに真剣な懸念を表明する。」

と指摘されています。

この一文は、第一回締約国会議の傍聴参加をした、れいわ新選組の櫛渕万里議員の提案で盛り込まれたものです。

れいわ新選組、そして舩後靖彦は、核兵器廃絶を求める国際社会の動きと連帯し、日本の核武装論を許さず、核兵器のない世界の推進力となることを改めて誓います。