2021年5月25日 ワクチン流通の滞留に関する質問主意書を提出し、政府から回答

5月14日、日本国内で使われる新型コロナウイルス感染症に係るワクチンに関する質問主意書を提出し、政府から答弁書を受けました(参議院HP)。

5月7日、ロイター通信と毎日新聞が「日本国内に到着した新型コロナウイルスワクチンについて、接種を担当する人手不足や手配上のボトルネックによって、国内に到着したワクチン2800万回分のうち、接種完了は15%で約2400万回分が使われないまま残っている」(※1)と報道しました。そこで、ワクチンの国内における流通上の滞留が接種の遅れをもたらしている可能性があるとの問題意識から提出したものです。

5月25日に政府から届いた答弁書によると、ワクチン滞留の可能性があるかどうかを把握するために求めた重要な情報は「相手方企業との関係もあり、お答えすることは差し控えたい」として回答を得る事はできませんでした。

今後も舩後ふなごは、一刻も早くワクチン接種を進めるためにも、流通状況のさらなる可視化がすすむよう、はたらきかけていきます。

※1 毎日新聞 ワクチン接種完了、日本到着分の15%止まり ロイター通信「遅い」