【成果報告】障害学生の教育実習における合理的配慮に関する対応マニュアルとチェックリストが完成
舩後の質疑をきっかけに、差別解消に向けた取り組みが進んでいます。
舩後は20年11月、聴覚障害のある学生が教育実習中に受けた差別的な指導について、質問をいたしました。この質疑の後、文科省は教職課程を置く大学等における障害のある学生の教育実習の実施状況について、865校にアンケートを行いました。この結果を踏まえ、文科省は大学、養成機関、教育委員会に対し「障害のある学生が教育実習に参加する際の支援について」とする通知を発出いたしました。
この後、文部科学省は「教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」として、「教育実習に参加する障害のある学生に対する合理的配慮の在り方の検討に関する調査研究」を大阪教育大学さんに委託して行いました。
大阪教育大学さんは、大学などへの聞き取りを行ったうえで、
を作成されたとのことです。
マニュアルやチェックリストは大学や教育委員会、学生に向けて周知されます。
こうした取り組みにより、障害学生が不安なく教育実習に参加できる体制づくりになることを期待します。
舩後は引き続き、この問題に取り組んでまいります。
これまでの経緯については、下記リンクをご参照ください。